エクササイズは、シンプルですがパワフルな課題です。エクササイズでは、教師は学生に対して実践的な作業をするよう指示することができます。具体的には、作文、レポート、プレゼンテーションの準備、またはスプレッドシートの設定等が考えられます。学生が課題を終了した時点で、教師に提出する前に最初に自己評価を行わなければなりません。課題が提出されると、教師は同じ評価フォームを使用して課題を評価します。教師は学生にフィードバックを行うことができ、学生に課題を改善して再提出する、またはしないように指示することができます。最終評点は、学生がいかに自分の作業と課題をよく評価したかに基づきます。
エクササイズを開始する前に、教師は下記の設定を行います。
大きなクラスでは、教師は1つ以上のバージョンのエクササイズを作成した方が有益だと考えるでしょう。これらの異なるエクササイズは、ある一定の多様性をエクササイズに追加し、学生がエクササイズで異なるタスクを行えるようにします。これらは、ランダムですがバランスの取れた方法で学生に割り当てられます。各学生はエクササイズを1つのみ受けることができますが、それぞれ異なるエクササイズがクラスで割り当てられる回数は、おおよそ同じです。同じ評価フォームが使用されますので、異なるエクササイズが大きく異ならないように注意してください。
エクササイズの説明および評価フォームが設定されると、課題は学生に開かれます。エクササイズまたはタスクの説明が学生に表示されます。エクササイズを終えた後、学生は教師に課題を提出する前に、自分の課題を (事前に準備された評価フォームを使用して) 評価する必要があります。評価フォームは、学生により「チェックリスト」として使用することができます。希望する場合、実際に課題を提出する前に、学生は提出課題および評価を修正することができます。そして、おそらくそのように勧めた方が良いでしょう!
学生が評価および過大を提出すると、すぐに提出課題は教師が利用できるようになります。教師は (開始点として学生の評価を使用し) 提出課題を評価して、学生に改善したバージョンの課題を提出するよう求めるかどうか決定します。
教師が、学生の提出課題は改善できると感じた場合、学生に再提出の機会を与えることができます。学生が再提出を行った場合、教師は学生の以前の提出課題に与えた評点とコメントを含んでいる評価フォームを使用して再評価を行います。したがって、修正された学生の提出課題の観点から、再評価は最初から評価に取り組むというより、評価フォームを更新すると考えられます。
エクササイズの提出期限が到来した場合でも、学生は継続して提出することができます。しかしながら、そのような提出課題は「遅い」とフラグされます。希望であれば、教師は提出課題を評定し、学生にフィードバックを与えることができます。遅く提出された提出課題の評点は無視され、最終評点の計算に利用されません。しかし、どのような理由でも、教師が通常の提出課題として受け入れたい場合、管理ページで提出課題を探して適切なリンクをクリックすることで、遅延フラグをクリアすることができます。遅延フラグをクリアした場合、その提出課題に対する評点は最終評点の計算に使用されます。
すべての提出課題が評定された場合、エクササイズは最終フェーズに移行します。ここでは、更なる学生の提出は許可されません。学生は、自分の提出課題に与えられた評点および最終評点を見ることができます。 エクササイズに関する学生の評点は、学生の「評価作業に対する評点」、学生の (最初の) 提出課題に関する学生の評価と教師の評価間の一致尺度、および学生の提出課題に対する教師の評定の合計です。 (学生による評価に与えられた評点は使用されません。)
教師が学生に課題の再提出を許可した場合、教師は複数提出課題から学生の最終評点をどのように計算するか、オプションを設定する必要があります。このオプションでは、教師は学生の提出課題に対する評点の平均点、または学生の最良の提出課題を選択することができます。このオプションは常に変更することができ、評点スクリーンにすぐに反映されます。
エクササイズの最終フェーズでは、学生は提出課題に対する「成績一覧表」を見ることができます。これは並び替えられた提出課題のリストであり、最高評点の提出課題が先頭に表示されます。複数提出課題がある場合、学生の最良の提出課題のみ、このリストに表示されます。