このセクションでは、認証ゲートウェイに必要なものについて記述します。
認証ゲートウェイは、ファイヤウォールを管理するのに、Netfilter と iptables を利用します。 Netfi lter HOWTO を参照ください。
これは Nathan Zorn によって書かれたプラグ可能認証モジュール(PAM)で、 http://www.itlab.musc.edu/~nathan/pa m_iptables から入手できます。
認証ゲートウェイは、公開ネットワークに対して、動的ホスト設定プロトコル (DHCP)サーバの役割を果たします。それは公開ネットワークからの DHCP サービス要求にのみ応答します。私は ISC DHCP Server を使用しました。
ゲートウェイは、PAM の認証方法ならどれでも利用できます。 サウスカロライナ医大が使用している認証機構は LDAP です。 LDAP を認証目的に使用しますので、ゲートウェイ上の PAM モジュールは、LDAP を使用するように設定されました。 もっと多くの情報を、 http://www.padl.com/pam_ldap.html で見つけることができます。PAM により、多くの認証手段を利用 できるようになります。他の手法についての情報をもっと知りたい場合は、 PAM モジュールにつ いての文章 を参照してください。
ゲートウェイは、公開ネットワークに対する DNS サーバの機能も果たします。 私は Bind をインストールし、それをキャッシングネームサーバとして使用しています。 キャッシングサーバ構築には Red Hat に同梱されている caching-namserver という RPM パッケージも利用可能です。